バッティングパレス相石スタジアムひらつか（平塚球場）料金・アクセス紹介

 

今回は、横浜DeNAベイスターズの二軍の第二のフランチャイズ、バッティングパレス相石スタジアムひらつか（以下、「平塚球場」と略します）について紹介します。

フランチャイズ球場である「横須賀スタジアム」と比較すると、やや都心から離れていますが、月2試合前後、定期的に開催されている球場です。

2020年にルートインBCリーグに加入した神奈川フューチャードリームスのセミフランチャイズ球場にもなっています。

（写真撮影および球場来訪日：2022年5月12日）

 

 

バッティングパレス相石スタジアムひらつか　概要

球場の広さ：両翼91m　中堅120ｍ

（横浜スタジアムより両翼は狭いが、右左中間から中堅は広い。

横浜スタジアムよりも外野の膨らみが大きい球場）

グラウンド　内野：クレー舗装　外野：天然芝

ナイター照明：あり

収容人数：16,000人（内野8,000人、外野8,000人）

スコアボード：全面LED方式

所在地： 神奈川県平塚市大原1-1　（平塚市総合公園内）

 

歴史と特徴

平塚球場は1985年3月に完成。高校野球などアマチュア野球の試合会場として利用されている他、プロ野球では1986年より横浜大洋ホエールズ（現横浜DeNAベイスターズ）の二軍本拠地としてイースタンリーグ公式戦が開催されています。

1997年に横須賀スタジアムの改修が完了してからは、横浜ベイスターズの二軍本拠地は横須賀に移りました。

横須賀スタジアムについて知りたい際は、こちらのページをご参照ください。

気軽に通えるスタジアム！？横須賀スタジアムのアクセス・チケット・席紹介

そして平塚球場は準本拠地の扱いとなり、イースタンリーグ公式戦の開催回数は減ったものの、現在では概ね月2試合程度（年間5‐10試合）開催しています。

※今年度の平塚球場での開催日は下記に記載。「平塚球場試合開催日」の項を参照。

また、一軍公式戦も横浜ベイスターズ時代の2011年までは一軍公式戦が年1-2試合ほど開催されていたのですが、DeNAになってからは一軍公式戦開催は残念ながら開催されなくなってしまいました。（2023年現在）

2009年12月にスコアボードが改修され、電光・パネル式から全面LED方式に変更されました。

また、2020年よりベースボール・チャレンジ・リーグ（ルートインBCリーグ）に加入した神奈川フューチャードリームズが準本拠地として公式戦を開催しています。

2023年はフューチャードリームズの9試合が平塚球場にて開催予定となっています。

※今年度の平塚球場での開催日は下記に記載。「平塚球場試合開催日」の項を参照。

平塚球場　アクセス

平塚駅からのアクセス

今回はJR東海道線平塚駅からのアクセスをご紹介します。

まず改札口出て左手、北口方面に進みます。

階段を下りると、北口のロータリーが広がっています。

平塚球場へのバスの4番乗り場から出ているので、そこへ向かいます。

北口からまず左に曲がり、「カラオケ館」のある建物のほうに進みます。

横断歩道を渡り、右手に進んでいき、大黒屋のあるビルの向かいにある乗り場が4番乗り場です。

このバス停に来るバスの中で、「平67」系統以外のバスはすべて平塚球場に向かいます。

「平67」系統のバスだけには乗らないように注意しましょう。

料金は210円、乗車時間は7分、「平塚球場」の停留所で降車します。

バス停の左手の敷地を進むと、平塚球場の建物が見えてきます。

車でのアクセス

車でのアクセスの際は、平塚市総合公園の専用駐車場を利用することになります。

写真の北駐車場が、平塚球場に一番近い駐車場となっています。

駐車料金は以下のようになっています。

画像引用文献:平塚市HP 【総合公園】駐車場・混雑予想カレンダー

市の公園駐車場ということもあり、かなり安めの駐車場料金となっています。

 

球場施設・座席の紹介

入場口

まずは入場口、こちらのテントから球場に入ります。

チケットの確認と、検温が行われます。ビン、缶、大量のペットボトルは持ち込み禁止となっているのでご注意ください。

球場内通路

一塁側から三塁側に通路が繋がっており、階段を上るとスタンドに繋がっています。

この通路にある施設を紹介します。

ただし、以下の施設は試合後半には営業終了している場合があるので、お早めにご利用ください。

購買（一塁側）

一塁側通路のこちらの購買では、ベイスターズグッズや、アイスクリーム、菓子パン、プロ野球チップスなどが販売されています。

弁当販売（一塁側）

一塁側弁当・酒販売所。こちらでは焼きそばやビール・サワーなどの食品を販売しています。

そば・うどん屋（一塁側）

おなじく一塁側奥の通路。こちらでは、出来立てのうどん・そばが提供されています。

こちらで購入したそば・うどんは、スタンドに持ち込むことができます。

観戦しながらうどん・そば・ラーメン（下記）を味わえます。

私は天玉うどんを購入しました。自分の席で美味しくいただきました。（写真上）

ラーメン屋・酒類販売（三塁側）

三塁側でも酒類の販売が行われています。試合終了後に撮影したので、シャッターが下りてしまっています……。

三塁側のラーメン屋。こちらもうどん・そばと同様にスタンドには持ち込めるようです。こちらも試合終了後に撮影になってしまい、既に営業終了になっていました。申し訳ございません……。

座席紹介

平塚球場の座席を紹介します。写真の通り、バックネット裏座席は背もたれありの椅子になっており、それ以外の内野席は背もたれナシの椅子になっています。

二軍戦での平塚球場の座席は完全自由席なので、好きな場所を選ぶと良いでしょう。

バックネット裏付近の背もたれ有の座席。ドリンクホルダーなどがない、シンプルな作りです。

一塁側・三塁側内野席の座席。こちらは後ろが少し出っ張っているだけの、さらにシンプルな座席です。他人との境界が分かりにくくなりがちなので、荷物の置き場所に注意しましょう。

 

チケット購入方法･料金

横須賀スタジアムと同様、平塚球場も横浜ベイスターズの2軍はチケットの前売りを行っていません。

こちらの入場券売り場からチケットを購入することになります。

開催当日にスタジアムのチケット販売所で購入することになります。

チケット販売開始は試合開始時間の2時間前からです。

座席は横須賀スタジアムと異なり、自由席となっています。

（※二軍戦では外野席は未開放）

料金は以下の画像の通りです。

引用元：横浜DeNAベイスターズHP　ファーム公式戦チケット

 

平塚球場でのイベントについて（インタビュー等）

横須賀スタジアムと異なり、平塚球場では7回裏時のラッキー７イベントや、勝利時のヒーローインタビューなどは行われません。これらのイベントを楽しみたい方は横須賀スタジアムへ行くと良いでしょう。

平塚球場　試合開催日（2023年7月以降）

開催日、試合開始時刻、対戦相手の順に記載。

横浜DeNAベイスターズ（イースタンリーグ公式戦）

参考WEBサイト：横浜DeNAベイスターズ公式HP　試合結果・スケジュール

神奈川フューチャードリームズ　　　　　　　　　　　　（ルートインBCリーグ公式戦）

参考WEBサイト：神奈川フューチャードリームズ公式HP　スケジュール

 

平塚球場：総評

 

（★評価は今後の投稿者による他球場来訪で変更する場合があります。）

 

アクセスはお世辞にも良いとは言えません。平塚市周辺地域に住んでいる人でない限り、行きづらい場所かもしれません。

元々1軍での試合が行われていた球場でもあり、観戦環境は二軍球場としては申し分ありません。ドリンクホルダーがないなど不便さを感じるところもありますが、自由に席が選べるなど、観戦するには十分な設備が整っていると言えるでしょう。

ヒーローインタビューやラッキー７などのイベントがないのは残念ですが、物販や食事の販売が充実しているのはプラスポイントです。二軍戦でここまで充実しているのは読売ジャイアンツのジャイアンツ球場を除くと他には見られません。個人的には暖かい麺類を買って観戦しながら食べられたのは有難かったです。

私が訪れたのは日曜日ということもありますが、スタジアムは多くのファンで賑わっており、物販や店もスタッフが多く働いているなど、当初想定していた以上に活気があり、地元の人たちから親しまれている印象を受けました。

平塚周辺の地域に住んでいる方は勿論、住んでいない方も、一度週末に訪れてみてはいかがでしょうか？

 

それでは皆さん、良き野球ライフを！