今回は北海道日本ハムファイターズの二軍本拠地。
ファイターズ鎌ヶ谷スタジアムを紹介します。
(写真撮影日および球場来訪日:2022年4月28日)
本サイトでは他球団の二軍本拠地のアクセス・料金・席を紹介をしています。
ぜひご覧ください。
ファイターズ鎌ヶ谷スタジアム概要
球場の広さ:両翼100m 中堅122m
(東京ドームとほぼ同じ広さだが、フェンスは1mほど低い)
収容人数 2,400人
グラウンド 内野:クレー舗装
外野:天然芝
スコアボード:LEDディスプレイ大型ビジョン
所在地:千葉県鎌ケ谷市中沢459
鎌ヶ谷スタジアムの歴史と特徴
1997年、当時一軍の本拠地だった東京ドームとほぼ同じ面積のグラウンドを有する専用球場「ファイターズスタジアム」他3施設からなる「日本ハムファイターズタウン鎌ヶ谷」が竣工しました。
ファイターズの一軍は2004年、本拠地を東京ドームから札幌ドームへ移転。しかし、二軍はその後も引き続き鎌ヶ谷スタジアムを本拠地として使用しています。
二軍本拠地を関東の千葉県鎌ヶ谷に置くことで、イースタン他球団との試合を行いやすくしたり、球場移動の負担を減らすことができるため、引き続き使用されています。
そのため、昼間二軍戦に出場、夜の一軍戦に出場する、いわゆる「はしご出場」はファイターズの場合行われない。しかし、東京ドームでのナイターなど首都圏での試合がある場合、この「はしご出場」が行われるケースがあります。このため、一軍登録されている若手野手が、昼間の鎌ヶ谷での二軍戦に出場している光景も時々見られます。
日本ハムは球団内に鎌ヶ谷事業部を設けており、ファイターズタウンを中心としてファイターズと地元市民との結びつきを更に強めようと様々なイベントを企画・実施している。この取り組みもあり、二軍球場でのファンサービスは1・2位を争う充実ぶりです。
ちなみに通常と異なり、鎌ヶ谷スタジアムでのファイターズは三塁側のダグアウトを使用し、ビジターチームが一塁側を使用します。このため、ベンチの選手を見たい・撮影したいと思っている人は、チケットを確保する際に注意が必要です。
鎌ヶ谷スタジアム アクセス
鎌ヶ谷スタジアムには付近に鉄道の駅がないため、公共交通機関ではバスでのアクセスとなります。今回はバスの本数が多い西船橋駅・船橋法典駅からのアクセスを紹介します。
西船橋駅からのアクセス
JR・東京メトロの結節点となる駅でもある西船橋駅からのアクセスを紹介します。
まず西船橋駅改札口(JR・地下鉄共に)を出て右に曲がり、北口方面に向かいます。
北口にはバスターミナルが広がっています。
バス乗り場用の歩道を渡り、③番乗り場がファイターズタウン鎌ヶ谷行きです。
距離が長いため、バス料金は400円とやや高め、乗車時間も40分と長めになります。
このバスで終点まで乗り通すとファイターズタウン鎌ヶ谷、鎌ヶ谷スタジアムに到着します。
早めに行きたい人やバスの乗車時間を短くしたい人は、次に紹介する船橋法典駅からのアクセスをお勧めします。
船橋法典駅からのアクセス
続いて、JR武蔵野線「船橋法典駅」からのアクセスを紹介します。
改札を出て駅前広場に出ます。
広場の右手に出て、「デイリーヤマザキ」の隣に立っているバス停が「ファイターズタウン鎌ヶ谷」行きのバス停です。(これでも始発の停留所です)
バス料金は片道270円。乗車時間は20分です。
鎌ヶ谷駅からのアクセス
画像:ファイターズタウン鎌ヶ谷から鎌ヶ谷駅へのシャトルバス
最後に、東武アーバンパークライン(野田線)鎌ヶ谷駅からのアクセスご紹介します。
試合開催日のみ、鎌ヶ谷駅東口からシャトルバスが運行しています。
平日とEL春季教育リーグでは、試合開始時刻の90分前より30分間隔で4便運行。
土日祝日とオープン戦では、試合開始時刻の120分前より15分間隔で9便運行しています。
スタジアムから鎌ヶ谷駅までのバスは8回終了時から順次運行しています。
バス料金は100円(4歳児以下無料)と安価になっています。
野田線・京成線・新京成線沿線住民の方は、鎌ヶ谷駅からのアクセスが便利です。
車でのアクセス
高速では、原木ICより約30分。市川北ICより約25分となっています。
駐車場は7:30より利用可能。
駐車料金は、試合開催日のみ有料で1台1,000円。
1軍オープン戦時のみ1台2,000円となっています。(いずれも税込み)
球場施設・座席紹介
ここからは、鎌ヶ谷スタジアムの球場設備をご紹介します。
球場入口すぐの総合案内所。鎌ヶ谷スタジアムのマスコット「カビー」がいることも。
バックネット裏座席
バックネット裏。写真中央に映っているテーブルがあり、ふかふかのシートになっている席は「プレミアシート」平日2600円、休日3100円という一番高額の座席となっている。
バックネット裏最前列2列が「バックネット裏S指定席」、3列目からプレミアシートの前からは「バックネット裏A指定席」プレミアシート後列の座席が「バックネット裏B指定席」である。後方に行くほどチケット料金が安くなっている。バックネット最後方には屋根付きシートもある。
1・3塁側座席
1・3塁側座席。最前列2列が「内野S指定席」、3列目から通路までが「内野A指定席」、通路以降の列の座席は「内野B指定席」である。
売店・グッズ(2Fコンコース)
「くまのこ百貨店」ではファイターズオリジナルグッズが販売されている。
「鎌スタ★キッチン」では丼物・カレー・ラーメン・もつ煮などを販売している。
「cafe cubby」ではアイス・焼きそばなど軽食中心に販売されている。
チケット予約方法・料金
チケット料金
参照:ファーム チケット販売概要 – 鎌スタ|北海道日本ハムファイターズ (fighters.co.jp)
ファンクラブ会員は上記の料金から300円引きとなる。
チケット購入方法(web)
ファーム公式戦|Fチケ|北海道日本ハムファイターズ (fighters.co.jp)
こちらの「Fチケ」サイトからチケットを購入できる。
支払方法はクレジットカードまたはAmazonPayが使用できる。受け取り方法はQRのみで、入場時にスマホのQRコードを提示する形式である。
チケット購入方法(店頭購入)
球場正面にある「鎌ヶ谷スタジアムチケット売り場」にてチケットを購入することができる。
試合開催日に営業している。営業時間は10:00~17:00。
座席の空きがあれば試合当日の購入が可能。また、当日券以外のチケットも購入可能だ。
ファイターズ鎌ヶ谷スタジアム:総評
アクセス ★★★★☆
観戦環境 ★★★★☆
料金・サービス ★★★★★
※2023年3月5日変更
(★評価は今後の投稿者による他球場来訪で変更する場合があります。)
ほぼすべて満点評価。NPB最高クラスのファンサービスと環境を備えた二軍球場です。
来場者イベントも多数開催されており、平日でもラッキーナンバーによるグッズプレゼント・イニング間のラジオ体操・ヒーローインタビューなど様々なイベントが開催されています。
週末を中心にユニフォーム配布・特別ゲストの来場などの特別なイベントも頻繁に開催されています。家族連れでも楽しめる二軍球場となっています。
ファイターズファンでなくても一度訪れることをおススメしたい球場です。
それでは!良き野球ライフを!