プロ野球球場紹介

守谷移転で無くなるかも!? ヤクルト戸田球場のアクセス・チケット・座席紹介

 

今回から本ブログでは、

12球団の1・2軍の球場のアクセス・チケット料金・歩き方を紹介していきます。

よろしくお願いいたします。 

 

今回ご紹介するのは最後のプロ野球河川敷球場。

ヤクルト戸田球場です。

 

本サイトでは他球団の二軍本拠地のアクセス・料金・席を紹介をしています。

 ぜひご覧ください。

(写真撮影日:2022年4月22日)

戸田球場概要

球場の広さ:両翼 100m 中堅122m

(一軍の明治神宮野球場より一回り大きい球場です)

収容人数 約100人

外野:天然芝

所在地:埼玉県戸田市美女木4638-1

 

最後の河川敷球場、戸田球場

かつてプロ野球のキャンプ地・二軍練習場といえば河川敷で行うのが通例でした。

しかし、時代が進むにつれキャンプは宮崎や沖縄などの温暖な地域で行うのが通例となり、二軍も専用の球場・グラウンドで練習を行うのが当たり前になりました。

そんな中、唯一河川敷での二軍練習場が残ったのがこのヤクルト戸田球場です。設備はかなり新しくなったとはいえ、土手から2軍の試合を覗き込むことができるなど、昔の河川敷の雰囲気を最後に残すプロ球場と言えるでしょう。

 そんな戸田球場ですが、ついにヤクルト二軍施設の移転が検討されるようになってしまいました。公式HPによれば、移転検討の理由は、選手寮の老朽化に加え、各施設が手狭になったことから、より充実した二軍施設の整備を行うのが理由とのことです。

ヤクルトスワローズ公式HP 東京ヤクルトスワローズ二軍施設の茨城県守谷市への移転に関する協議開始のお知らせ

(2019年、台風19号の影響で水没した戸田球場 画像引用元:「練習できまへん」台風19号でヤクルト戸田球場が水没

  また、2019年の豪雨による影響も見過ごせません。2019年10月、ヤクルト戸田球場は台風19号の影響で水位が4メートル上昇、バックスクリーンと電光掲示板、防球ネットの上部を除いて水没する事態となってしまいました。約20年振りとはいえ、ヤクルトの経済的損失は大きいものであり、この一件も移転に拍車をかけたのだと思われます。

 ヤクルト球団は茨城県守谷市を有力候補地として協議を進める方針で、戸田球場の今後は不透明な情勢となっています。現時点では2026年度の新施設開業を目指し、協議・検討が行われるようです。最悪戸田球場は廃止、球場が残っても、いずれ戸田では年間数試合しかプロの試合が行われなくなるでしょう。この数年のうちに戸田球場に一度訪れることをオススメします!

 

戸田球場 アクセス

ヤクルト戸田球場のアクセスは分かりにくく、初めて行く人にとって不便な場所となっています。はかなり分かりにくいルートとなっていますので、丁寧に道のりをお伝えいたします。

電車・バスによるアクセス

電話とバスを使って戸田球場にお越しの場合は、武蔵浦和駅からバスに乗るルートをオススメします。

武蔵浦和駅改札降りて東口(左側)に向かいます。

方向的には西口が正しいように思えますが、バス乗り場は東口なのでご注意ください。

東口を出て降りたすぐのところにバス停があります。

バスは国際興業バス「武浦01」の「下笹目行き」です。

バスに乗ること10分、「彩湖・道満グリーンパーク入口」の停留所で下車します。

(バス料金210円)

バスを降りてすぐそこの信号を左に曲がると、(写真奥、セブンイレブンの前の交差点)

緑の土手が見えてきます。

ただし食料や飲み物を買っていない人は、交差点近くのセブン・イレブンで調達してから進みましょう。

戸田球場内では食事の販売が行われていないので注意です。

土手を登ると、左手に野球場とトラックが見えてきます。ここがヤクルトの二軍練習場です。

 

チケットを持っている人は、土手を降りて下の道に進みましょう。球場が見えているからといって左に進んでも下には降りられないので注意しましょう。(私は間違えて左に進みました(-_-;) )

土手を左に進むと球場を見渡せるポイントがあります。戸田球場はここから試合を無料で観戦することもできます。

ただし、全く遮蔽物がないため、晴れの日は直射日光の下に晒されることになります。

帽子や日傘、日焼け止め、飲み物を忘れずに準備しましょう。特に飲み物については、土手を下りないと自販機がありません。

 

さて、チケット購入組は道路を左に進みます。

戸田球場の入場門に着きました。ここでチケットの提示を求められることになります。

 

車でお越しの場合

車で来る場合、彩湖・道満グリーンパークの駐車場を利用することになります。

この写真左奥の道を進むと戸田球場に行くことができます。

駐車料金は以下の通りです。

画像引用元:ヤクルトスワローズファーム 所在地・アクセス

球場設備・座席紹介

それでは、球場の中に入っていきましょう。

左手の小屋の中はヤクルトグッズショップになっています。しかしこの小屋以外は必要最低限の設備しかないシンプルな野球場となっています。

座席紹介

私はバックネット裏2階席から観戦しました。

メリットとしては屋根があり、直射日光に晒されず、暑い時期の観戦には助かります。

しかし、ここはバックネットではなく金網になっており、ネットより網目が太く、見え辛いのが難点です。

加えて座席の間隔が狭く、座席数が少ない分いつも混雑するため、足場が狭く、やや荷物の置くスペースに困ることになります。

 

こちらはネット裏一階席。一塁側と三塁側があります。ネクストバッターズサークルの選手を間近に見ることができます。席数はかなり少なめなので、早めのチケット確保をオススメします。

一塁側内野席はヤクルトプルペンの真ん前で、ヤクルト投手の投球練習を間近で観ることができるので好評です。(ここも少しネットが厚くて見づらい?)

 

こちらは外野席。ライトとレフト側があります。ただ外野全体に席が広がっていないため、席数は少なめです。

球場に来る際の注意事項

まず、食事を購入できる場所がありません。観戦しながら食事したい場合は、事前に購入しておく必要があります。

飲料も購入できる場所が、写真の自販機一台だけですので、事前に準備しておくのが良いでしょう。

また、土手の周りを歩くので、歩きやすい靴で来ることをオススメします。

河川敷ということで、虫も結構います。虫除けスプレーも持っておくと良いでしょう。

日焼け対策も必至です。帽子や日傘、日焼け止めクリームなども用意しておくと良いでしょう。

 

チケット予約方法・料金

ヤクルト二軍戦は、チケットぴあからのみ行うことができます。前売り販売のみで、球場での当日販売はないので注意です。

⇩下の画像をクリックするとチケットぴあのサイトにアクセスします!

チケットぴあ

チケットぴあのサイトに移動したら、検索枠に「ヤクルトスワローズ」と入れると、

ヤクルトスワローズのチケット一覧が表示されます。

「ファーム公式戦」と書かれているものが、戸田球場で開催されるヤクルト二軍戦になります。

料金は以下のようになっています。

画像引用元:ヤクルトスワローズHP ファーム座席・料金

チケット料金は二軍球場としてはやや安めの料金となっています。

しかし、その分ファンサービスやイベント、物販などのサービスはよろしくなく、安い分サービスはあまり期待できない球場となっています。

販売期間は、試合開催日の約2~3週間前からとなっています。

席数が少ないこともあり、開催直前には販売終了となっているケースも多いです。

開催2週間前頃までの、早めのチケット購入をオススメします。

チケット購入はコチラ↓のサイトから!

(画像をクリックでチケットぴあのサイトへ移動します)
チケットぴあ

戸田球場:総評

今後は各球場について、アクセス、観戦環境、料金・サービスの3つの観点から独断により、五つ星評価を行います。

戸田球場 5段階評価

アクセス           ★★☆☆☆

観戦環境           ★★★☆☆

料金・サービス  ★★★☆☆

(★評価は今後の球場来訪により変更する場合があります。)

 

アクセスはお世辞にも良い場所とは言えません。

特に電車とバスでくる方は最初に来る際は戸惑うでしょう。河川敷ということもあり、雨天翌日などは足場が悪いこともあります。

観戦環境はバックネット裏は金網が貼っていて見にくいなどの難点があり、他球場と比べるとかなり手狭な球場なのがネックです。ただし、一塁側スタンド目の前からはヤクルトブルペンを目の前に見えるなどの利点もあります。

チケット料金は他球団と比較しても割安であるが、その分サービスが整っていないのが難点。他球団のようなイニング間のファンサービスやイベントがほぼ無く、ややサービス精神に欠けている印象。また、食事を購入できる場所がなく、自販機も一台のみと最低限の物販しかないのも残念です。

昔ながらの雰囲気を感じられる良くも悪くも硬派な河川敷球場となっています。

守谷移転の前に、最後の河川敷球場、ヤクルト戸田球場を是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。

 

次回は横浜DeNAベイスターズの二軍本拠地。横須賀スタジアムを紹介します。

それでは、良き野球ライフを!!

DAZN

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